からのpkmn日記(他のゲームもやるよ)

とにかくpkmnやいろいろなゲームが大好きなBBAの日記。

#10ノボリさん日誌(ひと区切り)

アルセウス次元のお話です。

ノボリさん視点。

濡れ場はおまけでまた改めて書きます。

少しクダノボ。

ポケモンにわかファンが書いているため、捏造多めです。

なんでも許せるよという方向け。

あまり子育て感がなくすみません。

これで完結です。

閲覧ありがとうございました。

 

 

 

「ここは・・・」

 

「うわあ、変なとこ」

 

光に飲み込まれたかと思ったら、ワタクシ達は空中に浮かんでいました。

周りには光が点々とあります。

それ以外は漆黒です。不思議な場所に来てしまいました。

 

「まるで宇宙空間みたいだけど」

 

クダリ様が辺りを見回しながら言います。

本当にここはどこなのでしょうか。

 

ふと何か大きな音がします。

ワタクシとクダリ様はお互いの顔を見つめ合いました。

ポケモンの声でしょうか。

 

 

「ノボリ、いってみよ」

 

「はい」

 

クダリ様の後をワタクシも追いかけました。

そこには苦しそうにうずくまっている巨大なポケモンがいたのです。

ぜいぜいと荒く呼吸をしています。

具合が悪いのでしょうか。

 

「え・・・ディアルガ?噓でしょ?」

 

クダリ様が呟きます。

 

「クダリ様、このポケモンをご存知なのですか?」

 

「うん、確か時を操るポケモンで・・・」

 

それはシンオウ様のことでしょうか。ですが、クダリ様は時を操ると言っていました。

ではシンジュ団が信奉している空間を操るシンオウ様もいるはずなのです。

謎はますます深まるばかりです。

 

「もしかしたら、ディアルガの具合が悪くて時の流れに歪みが生まれたのかも」

 

クダリ様がディアルガに近付きながら言います。確かにワタクシのいるヒスイでもよく時空の歪みが発生します。

それならディアルガの具合が良くなれば今起こっている幼児化現象も元に戻るのでしょうか。

 

「この子を連れてきておいてよかった」

 

クダリ様が取り出したのはモンスターボールでした。クダリ様は三体ポケモンを連れていました。二体目はどんなポケモンなんでしょう。

ついわくわくしてしまいますね。

 

「ラッキー」

 

ボムとラッキーが現れます。

ラッキーは非常に憶病なポケモンで、人間に見つかるとすぐに逃げ出します。

それだけ捕まえるのが難しいポケモンです。

 

「いのちのしずく!」

 

ラッキーが技を発動させます。

ディアルガがこれで少しでも元気になってくれればいいのですが。

ワタクシ達はしばらくディアルガのそばにいました。

ラッキーは一生懸命技を放ってくれています。

 

「ギュルルア」

 

ディアルガがぐぐ、と体を起こします。

 

「よかった、動けるようになったんだね」

 

クダリ様がディアルガの体を撫でています。

本当によかった。

 

ディアルガがこちらを振り返ってそのまま上へ飛び去って行きました。

また光に包まれます。

 

「ここは」

 

ワタクシ達は○○様の家にいました。

今まで起こったことは夢だったのでしょうか。

ですが、○○様の姿が元に戻っています。

薬がまだ効いているのか、まだ眠っておられました。

 

よかった、きっとセキ様やカイ様も姿が戻っていることでしょう。

 

「あれ?」

 

「クダリ様?」

 

クダリ様の姿が薄れてきています。

ああ、きっと元の世界に還る時が来たのでしょう。

 

「ノボリ、これ」

 

「え?」

 

クダリ様がワタクシにポケモンボールを渡してきます。

三体目は一体何を捕まえていたのでしょう。

 

「ずっとノボリに渡したかったんだ。寂しがってたよ」

 

クダリ様が消えていきます。

 

「ノボリも早くこっちに帰って来るんだよ?」

 

「はい。必ず」

 

ワタクシ達は抱き合いました。

クダリ様、大好きです。

 

少し寂しかったですが、ワタクシは一人ではありません。

ワタクシは、クダリ様から受け取ったボールを投げました。

クダリ様は確かにここにいたのです。

 

「シャン!」

 

「あなたは」

 

ワタクシ達は久しぶりの再会を喜んだのです。

会いたかったですよ、シャンデラ

 

おわり

 

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