※アルセウス次元のノボリさん話です。
にわかポケモンファンが書いているため、捏造が多めです。
一応クダノボ。
主人公は○○で表記しています。
好きなお名前で読んであげてください。
なんでも許せる方向けです。
後ろからポケモンの攻撃が飛んできています。
ワタクシ達はようやく、天冠山のふもとまで下りてきました。
今、ワタクシ達はあらゆる野性ポケモンに見つかり、攻撃されています。
何度かその攻撃がワタクシとクダリ様に直撃しています。
でも、なりふり構っている場合ではないのです。急がないと。
「大丈夫ですか?○○様」
ワタクシは走りながら前に抱えている○○様の頭を撫でました。
先程から苦しそうです。
急なことに体調を崩されたに違いありません。
このノボリ、○○様は何があっても絶対守って見せます。
「すぐコトブキ村に着きます。しばしご辛抱を」
「ノボリ!僕はここで野性ポケモンを食い止める!
子どもたちと早く村に!いけ!ハガネール!」
「ありがとうございます。行きますよ、セキ様、カイ様」
ワタクシ達が村にたどり着いたのはその日の昼前でした。
クダリ様の捕まえたハガネールに乗って進んだのが大きかったのでしょう。
○○様の体調も今は落ち着いているようです。
調合してもらった薬が効いてくれてよかったのです。
ワタクシは○○様の家でその様子を見守っていました。
どうやって、幼児化された皆様を元の姿に戻せばいいのでしょう。
デンボク様もこれには困っていらっしゃいました。
コトブキ村ではこの現象が起きていないようです。
本格的な調査が必要だとシマボシ様も言っておられます。
ワタクシに出来ることは本当にわずかです。
こうして祈ること。今はそれしかできません。
「クダリ様・・・・」
自然と口から出た言葉は、優秀な弟の名前でした。
それに自分で驚いて少し顔が熱くなります。
ワタクシはどうしてしまったのでしょう。
クダリ様に会ってからワタクシはなにか変なのです。
「ノボリ!」
「クダリ様!」
彼はボロボロの姿でやってきました。
野性のポケモン達を全て食い止めてくれたのでしょう。
サブウェイマスターという肩書は伊達じゃないということです。
やはり優秀なのですね。
「いやあ、参った」
「よくぞ無事で」
「ね、あれなに?」
「?」
何かが光っています。
ワタクシ達は揃って手を伸ばしたのでした。
つづく
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